コーヒーの効能
 コーヒーは、古来薬として飲まれてきました。コーヒーには数百の化学物質が含まれ、それらの中には薬としてつかわれているものもあります。「コーヒーの医学」(野田光彦編著、日本評論社)、「珈琲一杯の薬理学」(岡希太郎著、医薬経済社)、Wikipediaなどを参考にコーヒーの効能についてまとめてみました。
コーヒーの病気予防効果
 コーヒーは、世界中でもっとも消費量が多い嗜好品飲料でありこともあり、コーヒーの人体に及ぼす影響についての研究は膨大である。 特に、数万人規模、10年以上の前向き追跡調査によりコーヒー摂取の疾患に対する予防効果が明らかになってきました。
毎日、緑茶・コーヒー 脳卒中のリスク減る 8万人調査
<朝日新聞2013年3月15日夕刊>
 緑茶を毎日2杯以上飲む人や、コーヒーを毎日1杯以上飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中になるリスクが1〜2割低いことが、国立循環器病研究センターや国立がん研究センターなどの疫学調査だわかった。
 秋田や高知など8県に住む40〜70代の男女約8万人を、緑茶とコーヒーを飲む頻度に応じて分類、その後、最長で18年、脳卒中や、心筋梗塞などの虚血性心疾患にかかったかどうか調べた。
 すると、緑茶、コーヒーともに、飲む頻度が高いグループほど脳卒中のリスクが下がる傾向が見つかった。緑茶を毎日2,3杯飲む人は飲まない人に比べてリスクは14%低かった。コーヒーでは毎日1杯飲む人のりすくは、飲まない人に比べて20%低かった。ただ虚血性心疾患のリスクは下がっていなかった。
 研究チームは「緑茶には血管を保護する作用を持つカテキンなどが含まれ、コーヒーには血糖値を改善し、糖尿病を防ぐ効果がある成分が含まれるためだろう」とみる・
コーヒーを飲むと死亡率が低下 40万人調査   引用先:詳細はこちら
 米国立癌研究所は、40万2260人の50-71歳の成人を対象に研究を行った。追跡調査データによると、調査期間中、コーヒーを飲まない男性と比べ、毎日コーヒーを1杯飲む男性の死亡率は6%、2-3杯の場合は10%、4-5杯の場合は12%低下した。コーヒーを飲まない女性と比べ、毎日コーヒーを1杯飲む女性の死亡率は5%、2-3杯の場合は13%、毎日4-5杯の場合は16%、6杯以上の場合は15%低下した。
 シンガポール国立大学の流行病学者のRob van Dam氏は、「この研究結果は、コーヒーに含まれる1000種類以上の物質(カフェインを除く)に、死亡率の低下に関する成分が含まれていることを証明し、学会に新たな研究方針を示した」と語った。
コーヒーを多く飲むほど総死亡率が低下
<朝日新聞2012年5月18日より抜粋>https://aspara.asahi.com/blog/medicalreport/entry/NZl71oYroi
 コーヒーを多く飲むほど、総死亡率が低いという論文が、ニューイングランド医学誌5月17日号に公表された。
 コーヒーを飲まないグループの総死亡率を1とした場合、1日1杯未満、1杯、2~3杯、4~5杯、6杯以上のグループの総死亡率は、男性では、それぞれ0.99倍、0.94倍、0.90倍、0.88倍、0.90倍。女性では、それぞれ1.01倍、0.95倍、0.87倍、0.84倍、0.85倍だった。
 死因別に見ると、コーヒーを多く飲むグループでは、心疾患、呼吸器疾患、脳卒中、外傷や事故、糖尿病、感染症による死亡リスクが低かった。一方、がんによる死亡リスクは低くなかった。
糖尿病予防効果
    
肝炎・肝硬変・肝臓がん予防効果
   
動脈硬化予防効果